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先進関節ロボット治療部門
先進関節ロボット治療部門へようこそ。
革新的な治療で、新たな一歩を踏み出しましょう。
回生病院では、皆様の健康と活動的な生活をサポートするため、最先端の「先進関節ロボット治療部門」を開設いたしました。膝と股関節の人工関節手術において、精密かつ革新的なロボット支援システムを導入し、より高品質で安全な治療を提供しております。
先進関節ロボット治療の特徴
私たちの目指す治療は、ただの関節置換ではありません。特徴として、
- より正確で安定した手術で合併症や再手術のリスクを低減
- ロボット手術では、3D画像とリアルタイムのデータ解析を組み合わせて、各患者さんの体の特性に応じた治療計画を立てます。また、執刀医の熟練度の差に関わらず正確な骨切りや靱帯バランスの情報が得られます。手術中でもリアルタイムに手術計画の調整が可能で、これにより手術精度が向上し、合併症や再手術のリスク低減が期待できます。
- 回復の迅速化によりQOL（生活の質）向上に期待
- 緻密な手術計画により、患者の関節機能や運動能力の回復が迅速化し、早期のリハビリテーションが可能となります。さらに正確なインプラント配置により、人工関節の寿命が延長され、長期的な感染角安定性と快適さが確保されます。
- 人工関節全置換術は医療保険が適用
- ロボットを使用する手術には医療保険が適応されます。ひざの変形程度や骨質、さらに手術前の生活レベルなど様々な要因により手術の適応が決定されますので、最終的には医師の判断が必要です。
先進テクノロジーロボティックアーム
ロボティックアームとは？
コンピューター制御された「機械の腕（アーム）」のことで、自動で動くものや人が操作して動かすものなどがあります。
この先進テクノロジーを使った人工膝関節全置換術用のロボティックアームは、医師が操作をして動かすもので、傷んでいる骨を切除したり、人工関節 (インプラント) の正確な設置をサポートします。
ロボティックアームの利点は？
人の手のようにぶれることがなく、正確に動き、また止まることです。ナビゲーションで計画した通りに手術器具を移動することができ、人工関節の固定も正確な角度で設置することが可能になります。
このロボティックアームは、少しでも計画から外れた動きをしようとすると停止します。身近なものに例えると車の自動ブレーキのようなもので、治療計画にない動き、つまり、切除や削る必要のない部位にさしかかったり、インプラント設置の位置がずれたりすると停止する仕組みになっています。
ナビゲーションシステムとあわせて使用することで治療計画通りの安全かつ正確な手術を可能にします。
患者さん一人ひとりと共に歩む
私たちは、患者さんの不安を和らげ、治療に関する全ての疑問にお答えすることを約束します。親切かつ丁寧なカウンセリング、手術前後のきめ細かいケアで、患者さんが安心して治療を受けられる環境を整えています。
新たな一歩への扉を、先進関節ロボット治療部門と共に開いてください。
私たちと共に、健やかな毎日へと向かうための旅を始めましょう。あなたの健康な未来を、回生病院が全力でサポートします。
ロボティックアームを使用した人工膝関節全置換術
膝関節の痛み
膝関節は、 大腿骨 （太ももの骨）の末端と 脛骨 （すねの骨）の上端にあります。関節の表面はなめらかな軟骨におおわれていて、関節周囲の筋肉によって自在に動かすことができます。
変形性関節症などで軟骨がすり減ると、骨同士がこすれて痛みが出たり、関節の動きが悪くなるなど日常生活に支障をきたすようになります。
人工膝関節全置換術
膝関節痛の治療は、患者さんの自覚症状とエックス線検査（レントゲン）などの診断で決まります。
はじめは消炎鎮痛剤などの薬物療法、運動療法や杖などの装具療法が行われます。
これらの治療で症状が改善しない場合は、手術（ 骨切り術 や人工関節置換術）の適応となります。
人工関節置換術は、傷んだ骨をとり除き、人工の関節（インプラント）に置き換える手術で、痛みを取りのぞく効果が高いとされています。
- この治療は、人工膝関節全置換術の新しい手法です。
- この治療は、保険診療で受けることができます。
- 人工膝関節全置換術は、他の手術と同様に、手術にともなう諸問題（麻酔によるもの、感染、 深部静脈血栓症 など）があります。
ロボティックアームを使用した人工膝関節全置換術とは
術前計画
手術前に治療計画をたてます。CT検査を行い、患者さんの骨格の情報をコンピューターに入力し、人工関節のサイズや設置する位置、骨を切除する位置や量などを決定します。
術中調整
手術中は、膝関節の変形 (O脚やX脚など) を矯正し、関節が安定する適切な人工関節の位置をリアルタイムにコンピューター画面で確認し、調整します。
ロボティックアーム支援
医師はロボティックアームを持ち、その先端に取り付けられた器具をナビゲーションに従って操作し骨を切除します。このとき、治療計画から外れた角度や深さで骨を切除しようとすると、自動的にロックがかかり動きを制御します。これにより、治療計画通りの安全かつ正確なインプラントの設置を可能にし、より侵襲の少ない手術を支援します。
手術のながれ：手術は膝関節の前面の皮膚を切開しておこないます
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CT検査の情報と実際の骨を照合して骨を削る位置を確認します。
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ロボティックアームを用いて骨の表面を削ります。
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膝蓋骨（膝のお皿）も手術する場合があります。
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各インプラント部品を設置します。
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人工膝関節の設置が完了しました。
ロボティックアームを使用した人工股関節置換術について、詳しくはパンフレットのある診療科の医師にお尋ねください。
以下のボタンをクリックしてパンフレットもご覧いただけます。
ロボティックアームを使用した人工膝関節置き換え術
ロボティックアームを使用した人工股関節置換術
股関節の痛み
股関節は、 大腿骨 （太ももの骨）の上端（ 骨頭 ）が骨盤のくぼみ（ 臼蓋 ）にはまり込むような形をしています。関節の表面は軟骨でおおわれていて、衝撃をやわらげ、関節の動きをなめらかにしています。
変形性関節症などで軟骨がすり減ると、骨同士がこすれて痛みが出たり、関節の動きが悪くなるなど日常生活に支障をきたすようになります。
人工股関節置換術
股関節痛の治療は、患者さんの自覚症状とエックス線検査（レントゲン）などの診断で決まります。はじめは消炎鎮痛剤などの薬物療法、運動療法や杖などの装具療法が行われます。
これらの治療で症状が改善しない場合は、手術（ 骨切り術 や人工関節置換術）の適応となります。
人工関節置換術は、傷んだ骨をとり除き、人工の関節（インプラント）に置き換える手術で、痛みを取りのぞく効果が高いとされています。
- この治療は、人工股関節置換術の新しい手法です。
- この治療は、保険診療で受けることができます。
- 人工股関節置換術は、他の手術と同様に手術にともなう諸問題（麻酔によるもの、感染、 脱臼 、 深部静脈血栓症 など）があります。
ロボティックアームを使用した人工股関節置換術とは
術前計画
手術前に治療計画をたてます。CT検査を行い、患者さんの骨格の情報をコンピューターに入力し、人工関節のサイズや設置する位置、骨を削る深さや角度などを決定します。
術中調整
手術中は、脚の長さや、関節が安定する適切な人工関節の位置をリアルタイムにコンピューター画面で確認し、調整します。
ロボティックアーム支援
医師はロボティックアームを持ち、その先端に取り付けられた器具をナビゲーションに従って操作し、骨を削り、人工関節を設置します。このとき、治療計画から外れた角度や深さで骨を削ろうとしたり、人工関節を設置する位置がずれたりすると自動的にロックがかかり動きを制御します。これにより、治療計画通りの安全かつ正確なインプラントの設置を支援します。
手術のながれ：手術は股関節のやや後方、または外側、あるいは前方の皮膚を切開して行います。
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骨頭を切除し、大腿骨の内側を整えます。
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ロボティックアームを用いて骨盤（臼蓋）の表面を整えます。
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ロボティックアームを用いてインプラントを設置します。
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大腿骨にインプラントを設置します。
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各インプラント部品を設置します。
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人工股関節の設置が完了しました。
ロボティックアームを使用した人工股関節置換術について、詳しくはパンフレットのある診療科の医師にお尋ねください。
以下のボタンをクリックしてパンフレットもご覧いただけます。
ロボティックアームを使用した人工股関節置き換え術
担当医
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理事長
松浦 一平
- 日本整形外科学会整形外科専門医
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整形外科 統括部長
衣笠 清人
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課長
小禄 純平
- 日本整形外科学会整形外科専門医
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係長
田中 光
- 日本整形外科学会整形外科専門医
