消化器には五臓六腑とも云うように口から食べたものが食道、胃、十二指腸、小腸、大腸と通過していく消化管と、肝、胆、膵、脾臓などの実質臓器を含んでおり、扱う疾患も多種多様に渡ります。
昨今の日本においては高齢化社会に伴い、間もなく2人に1人が癌に罹る時代になると言われています。中でも大腸がんの急激な増加は社会問題となっておりますが、消化器系癌の特徴としてその多くは早期発見、治療により根治可能であるという点が挙げられます。
このような社会的ニーズに対応すべく、当消化器センターでは2013年4月に内視鏡関連の検査機器を最新のものに一新し、5名の常勤医、3名の専任看護師にて年間約4千件ほどの内視鏡件数を施行しております。非常勤には2名の女性内視鏡医もおり、あらゆる患者さんのご要望にきめ細かくお応え出来るよう、日々研鑚を積んでおります。
名誉院長
杵川 文彦
消化器センター長
舟木 利治
消化器センター課長
澤井 健治
係長
和田 英里香