社会医療法人財団 大樹会 総合病院 回生病院

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回生病院の特徴

病院の概要

当院は397床のDPC対象病院・基幹型臨床研修病院です。1956年に瀬戸中央自動車道の四国の玄関口となる坂出市に私立病院として設立されました。当初は一地方都市の小さな総合病院でしたが、2006年には地域医療支援病院へ、そして2008年には社会医療法人の認定を受け、より公益性の高い病院へと進んでまいりました。現在、365日24時間、1~3次までの急性期医療を担うべくスタッフ一丸となって日夜医療に取り組んでいます。また、所在地の特徴から瀬戸内海の島々からの患者を迅速に受け入れるためのヘリポートも有しており、診療科としては全国的に減少傾向にある産婦人科、小児科、精神科の診療も提供する等、幅広い疾患に対応できる体制を整えています。

また、医療機関では、安全かつ良質な医療の提供は必須であり、当院では第三者評価として日本医療機能評価機構による病院機能評価の認定を受けています。今後も、医療水準の更なるレベルアップを図り、より安全で良質な医療の提供に努めます。

他には、2023年1月にSDGs宣言を掲げており、持続可能な社会の実現に向け、地球にやさしい医療活動にも取り組んでいます。

回生病院のSDGsへの取り組み

SDGs

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能な社会の実現を目指す世界共通の目標です。

2015年9月、ニューヨーク国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催され、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として「我々の世界を転換する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」)が採択されました。

このアジェンダは、人間、地球及び繁栄のための行動計画が掲げられており「持続可能な開発目標(SDGs)」として、17の目標と169のターゲットにて構成されています。

貧困や紛争、気候変動による自然災害、感染症といった人類が直面している世界規模の課題について、2030年までに達成すべき “道しるべ”とするものです。

2023年1月1日、社会医療法人財団大樹会は、持続可能な開発目標(SDGs)に対し、下記の宣言をしました。病院理念と基本方針に沿ったSDGs宣言のもと、医療・介護サービスの提供を通じ、地域社会に貢献することで、社会医療法人財団大樹会は持続可能な社会の実現に努めてまいります。

社会医療法人財団大樹会 総合病院 回生病院 SDGs宣言

当院は、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取組みを行ってまいります。

2023年1月1日
社会医療法人財団大樹会
総合病院回生病院
理事長 松浦 一平

SDGsの達成に向けた取組み

  • 地域医療体制の充実

    当院は地域医療支援病院と2次救急病院に指定されており、 地域医療の維持・向上に取り組んでいます。地域の皆様との連携強化や、最新の医療技術の導入を通じ、様々な医療・福祉ニーズに対応できる体制を作ります。

    • 3 すべての人に健康と福祉を
    • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
    • 11 住み続けられるまちづくりをを
    • 17 パートナーシップで目標を達成しよう
  • 地球にやさしい医療体制

    地球温暖化対策計画を年度ごとに策定し、リユース可能な備品の導入や節電・節水等、複合的な環境負荷の低減に取り組んでいます。環境対策の幅をさらに広げ、持続可能な医療福祉体制の構築に取り組みます。

    • 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
    • 12 つくる責任つかう責任
    • 13 気候変動に具体的な対策を
    • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 誰もが働きやすい病院へ

    多様な研修プログラムや情報共有システムの導入により、職員のスキル向上と風通しの良い職場づくりに取り組んでいます。また、職員の健康増進や柔軟な働き方の導入にも取り組んでおり、誰もが健康で働ける環境を整えています。

    • 3 すべての人に健康と福祉を
    • 4 質の高い教育をみんなに
    • 5 ジェンダー平等を実現しよう
    • 8 働きがいも経済成長も
  • 地域とともに歩む

    市民向け健康講座の開設や、災害拠点病院の指定により、安全で健康に暮らせるまちづくりに取り組んでいます。また、地域の子どもたちには職場体験を、医療を志す学生へは病院実習の場を積極的に提供しています。

    • 3 すべての人に健康と福祉を
    • 4 質の高い教育をみんなに
    • 11 住み続けられるまちづくりを
    • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

回生病院のSDGs宣言は以下のボタンよりダウンロードいただけます。

回生病院 SDGs宣言

主な指定医療機関の状況

1. 地域医療支援病院

写真:回生病院外観

身近な地域で医療が提供できるようにするためには、診療所や病院等の医療機関が相互に協力し、それぞれの役割を果たすことが重要です。一次医療を担う「かかりつけ医」を支援し、専門外来や入院、救急医療など地域医療の中核を担う病院が「地域医療支援病院」として各都道府県知事から承認を受けます。

当院は2006年7月25日に香川県知事より「地域医療支援病院」の名称承認を受けました。

2. 災害拠点病院

写真:災害拠点病院

災害拠点病院は、地震、津波、台風等の災害発生時に災害医療を行う病院を支援する病院で、役割としては重症・重篤な傷病者の受入および広域医療搬送の支援、災害時の医療救護班の派遣等が挙げられます。

当院は2010年7月に災害拠点病院の指定を受けています。

3. DMAT指定病院

写真:DMAT指定病院

災害・事故が起こった場合、都道府県からの要請を受けて被災地域にいち早く出動し、医療を提供するチームです。都道府県から推薦されて国の養成研修を受け、試験に合格して隊員となります。

2006年10月に指定病院とされ、現在、当院では6チームがDMATとして、非常時に備えています。

4. 認知症疾患医療センター

「認知症疾患医療センター」とは、認知症患者さんとそのご家族が住み慣れた地域で安心して生活ができるための支援の一つとして、都道府県や政令指定都市が指定し、設置するもので、認知症疾患における鑑別診断、地域における医療機関等の紹介、問題行動への対応についての相談の受付などを行う専門医療機関です。

当院は2011年9月に香川県より指定を受けています。

精神身体合併症受入医療機関

当院では、重点医療として、身体疾患をもちながら精神症状のため一般診療科では対応困難な患者さんに対して、救急対応を含め身体面・精神面をあわせた迅速かつ適切な医療の提供に努めています。

2010月に香川県より拠点病院としての指定を受けました。

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